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部品の交換

・主な消耗部品
名 称 型式・サイズ 備考・適用機種
リレー LY−2 AC100V ヒーター開閉用、 標準機全共通
温度調整器 E5C2 標準機全共通
熱電対 E52−CA1D W1/4 0.5M 標準機全共通
カートリッジヒーター・マイカヒーター 機種により異なります。ヒーターの交換の項を参照ください。
取扱説明書に記載の部品表
ヒーター用リレーの交換
ヒーター用リレーが寿命になると、ヒーターの温度制御ができなくなりますので交換が必要です。
本体カバーを開け、内側にあるリレー LY−2(AC100V)を新品に交換します 。
(通常の使用において、温度異常の最も多い原因がリレーの寿命によるものです。 リレーは消耗品になりますので予備を購入しておくことをお勧めします。)
リレー リレー
AM−250RHP/300RHPの場合は、上下シール板それぞれのリレーがあるので破損したほうを交換します。
奥側(白色の配線)が上熱板用リレー、手前側(黄色の配線)が下熱板用リレーとなっています。
リレー リレー
熱電対の交換
上熱板の裏側中央付近に取り付いています。 スパナ(サイズ10)にて取り外しできます。
熱電対 熱電対の取付
熱電対の配線は、上カバーを開けて正面から見たとき下図の場合は上側が+、下側が−になります。
年式により下図と上下関係が逆のものもありますので、交換時は取り外す前に必ずプラスとマイナスの位置をご確認ください。 逆に接続すると常時ヒーターに電気が入ったままになり危険です。
熱電対の配線
※ プラス、マイナス上下位置が上図と逆の場合もありますのでご注意ください。
ヒーターの交換
ヒーターの種類
名 称 サイズ・電力 形状
カートリッジヒーター(AM−250R用) Φ12×260L 100V200W 棒状
カートリッジヒーター(AM−300R用) Φ12×310L 100V220W
マイカヒーター(AM−250RHP用) 250×19 100V200W 板状
マイカヒーター(AM−300RHP用) 300×19 100V220W
※ 特注で熱板を製作した製品などは機種名と上記適応ヒーターが異なる場合があります。ご注文の際はヒーター形状をよくご確認ください。

ヒーターが断線し熱が上がらなくなった場合は、ヒーターを交換します。
AM−250R/300Rの場合は上下シール板のそれぞれ裏側両端に、カートリッジヒーター固定用のセットボルトがあるのでそれを 緩めて、カートリッジヒーターを抜き取り新しいものと交換します。
カートリッジヒーター カートリッジヒーター取り外し

AM−250RHP/300RHPの場合は、上下シール板の裏側のそれぞれ3箇所のボルトを外し、ヒーター押さえ板を外して マイカヒーターを新しいものと交換します。
マイカヒーター マイカヒーター取り外し

温度調整器の交換
温度調整器が故障すると、ヒーターの温度が上がらなくなったり不安定になるので交換が必要です。
本体カバーを開け、温度調整器後側からコードプラグを抜きます。
次に、温度調整器を固定しているプラスチック部品のツメを広げて、本体カバー外側へ温度調整器を抜き取り新品と交換します。

活字の交換
下シールバーから活字ホルダーを取り外し、真鍮活字をピンセットで必要数セットしてください。活字のセットが完了したら 元の下シール板に戻しネジで固定してください。
※ 空スペースがあると活字がグラつきますので必ずスペーサーで埋めてください。
※ 活字は必ず活字ホルダーの中心から左右均等にセットしてご使用ください。片側に寄せて使用しますと上部のゴム受台が傾いて圧着する為 きれいに印字されません。また、ゴム受台の損傷の原因にもなりますのでご注意ください。

活字ホルダー
カーボンテープの交換
カーボン取付ユニットを本体から取り外し、カーボン押さえ円盤の右側のつまみを引っ張り新しいカーボンテープをセットします。 カーボン取付ユニットの左側のレバーを手前に倒しデザインローラーとゴムローラーの間に隙間をつくります。 その隙間にカーボンテープを上から通します。
カーボン取付ユニット

カーボン取付ユニットを本体に戻し、活字ホルダーの裏のシール板との隙間に通し手前に折り返します。
白いガイドに沿って本体の下を通します。
※ レバーの戻し忘れに注意してください。
カーボン正面

使用済みの紙管を本体後部の巻き取り用円盤の間にはさみ、その紙管に本体の下をくぐらせたカーボンテープの先端をテープで止めます。
カーボン巻取り部

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